住宅の玄関（狭めの空間）において、天井に設置したプロジェクタで、壁2面と床の計3面へのプロジェクションマッピングを行います。ここでは天気予報の情報提示を行っています。朝に通勤通学などで出かける忙しいタイミングで、その日の天気予報の情報をCGアニメーションで表現して提示します。特に雨のような天気情報は、出かける際に傘を持っていくか否かを決定する重要な情報です。そのような情報を壁や床の空間を使って、視界の中で大きく表現することで、人にとってはどちらを向いていても情報に気が付くことになります。
床などの水平面では、文字やアイコンなどの上下方向がある情報について、人がどの向きで見るか明確ではないため、あまり用いるべきとは言えません。そこで、向きに関係がないグラフィックスアニメーションで表現し、ユーザがすぐさま理解できる情報表現を試みています。
- 対外発表
- 鷲尾大輔, 平井重行: 玄関の壁床へのプロジェクションマッピングによる天気情報とその経時変化提示の試み, 情報処理学会 インタラクション2020論文集, インタラクティブ発表3A-03, pp.819-821 (2020)
- 平＃重行, 池田郁弥, 小林祐希, 原田真一: 宅内プロジェクションマッピングによる天気情報提示の試み, Ubiquitous Wearable Workshop 2018論文集, pp.12 (2018)
- 作品展示・メディア取材・出演など
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- びわ湖放送：「オモロしが」での研究紹介（2022/3/25放送）
